シミ抜き事例集


選択

  当店が過去に手がけた多くのシミ抜き実例から一部のご紹介です

BeforeとAfterを並べて表示し、画像の下に簡単な解説があります。

  まずは、洋服類から

(小さい画像をクリックすると、小窓(モーダルウィンドウ)が開いて中に拡大画像が表示されます。
   この小窓を閉じるときには、小窓の「×」ボタンを押すか、暗転して透けて見えている下の画面を押します)


Before
After

 

Before
After
子供セーター移染前 矢印 飾りセーター後   カーディガン前 矢印 カーディガン後
貼り付け飾りの多用されたセーターです。全体を厳しく水洗いするのは避けなければなりません。
  綿100%。食べこぼしのシミが経時変化で黄変したものです。変色だけでなく、固着した部分もあります。うっかりしまい込んだものでしょう。

 

水玉前 矢印 水玉後   シルクジャケット前 矢印 シルクジャケット後
赤い線から右部分は、切り貼りした画像で脇の下部分
この例は大変な難問。プリント柄の水玉から、水分によって色が出る(色泣き)製品です。何とか解決。
  シルクジャケットの背中下側。どうしてこんなところにシミが付いたかお客様にも不明。長期間の保管で黄変しています。
 
子供パーカー前 矢印 子供パーカー後   ブラウス前 矢印 ブラウス後
子供綿セーター。家庭洗濯でこれほどの色移りが起こりました。こういう製品が出回っていることに、メーカーの姿勢を疑わないではいられません。
  シルクブラウスの袖。カラスの糞だそうです。
なんとも悲惨・・・。お気の毒です。
お預かりするまで、少し時間が経過しました。
 
シルクベスト前 矢印 シルクベスト後   ジャケット前 矢印 ジャケット後
シルクのベスト。少しだけ擦ったとのお話でしたが、しっかり色が抜けて、まずいことにスレが激しい。
シルクの厳しいスレを完璧に修復するのは不可能です
  これもシルク100%。おそらく食べこぼしです。経時的に変化して洗ったり簡単にシミ抜きした程度では、何の効果も期待出来ないものです。
 
ペンキズボン前 矢印 ペンキズボン後   こどもセーター前 矢印 こどもセーター後
ペンキです。水性だから落ちるだろうと簡単に言われましたが、乾けば水性も油性も同じです。塗料は手強い。   長期間保管されていた間に、化学変化で黄変したものです。シミ多数で、お客様にも保管前には気がつかなかったもの。
 
パーカー前 矢印 パーカー後   シルクコート前 矢印 シルクコート後
綿のパーカー、不明のシミ。
当店で手がけるシミの多くが、保管中に変色したもので、苦労するものが大変多い。
  シルク春秋もののコートです。一見油性汚れのように見えていましたが、なかなか手強かった。結局、色素でした。
 
セータークロス前 矢印 セータークロス後   セーター×前 矢印 セーター×後
ウール100%のセーター。おそらく食べこぼしが変色したもの。糸が脆化している可能性があるため、慎重な取り扱い。   ウール半袖セーター。取り出したらこんな事になっていた、と持ち込まれたもの。
 
合男ジャケット 矢印 合男ジャケット後        
春・秋もの男物ジャケット、背中右中程。お客様には、不明のシミ。一見塗料のように見えますが、シミ抜き過程で判明したのは、金属成分を含んだ色素でした。    
 
             
     

次に着物です

Before
After
Before

After

大島前 矢印 大島後   着物たもと前 矢印 着物たもと後
白大島。着物全体に、広範囲に多数の黄変がありますお客様からしっかり時間を頂きましたが、相当手間の掛かった事例です。   羽織の左袖後ろ側。よくある例で、何か付着したのに気付かず長期間保管されていたものです。
 
着物2前 矢印 着物2後   宮詣り前 矢印 宮詣り後
縮緬の訪問着、右袖前側。こんなシミを付けた記憶は無い、とのお話でした。しまっておいた数年間の間に黄変したシミが現れたものです。   宮詣りの着物が大変多い。自分が生まれ、宮詣りの時に両親が着物を作ってくれた。それが保管してあるはず。今回女の子ができた。あれが使えるはずのケース
 
着物4前 矢印 着物4後   着物1前 矢印 着物1後
単純な油性汚れ、シミと見ていましたが、簡単ではありませんでした。結果から原因は不明ですが、色素でした。   訪問着、上前裾。これは相当古いものでした。
お客様には、どこでこんなシミが付いたか全く自覚がありません。保管前には、目に見えない状態です。
 
着物2前 矢印 着物2後   長襦袢前 矢印 長襦袢後
紬の着物。襟を縦にして見たもの。保管する前に手入れをしておかないと、数年保管中に、多くがこのように変色します。   長襦袢。全体に激しいカビが有り、シミ抜きでは手に負えないもので、全体を漂白しました。
 
宮詣り男前 矢印 宮詣り男後   付下げ1前 矢印 付下げ1後
男児の宮詣り着物。青い柄の部分にも多少のシミはあります。ここをシミ抜きするとなるとかなり難問でした。ご依頼は、白い部分数ヶ所。  

付下げ上前。何年保管したままになっていたか不明。
着る機会が無いかも知れないが、このまましまっておくのも気持ちが悪い、とのことでした。

 
宮詣り5前 矢印 宮詣り5後   宮詣り4前 矢印 宮詣り4後
不明のシミ。赤い生地に黄変のシミ。目で見た色合いでは、黄褐色に変化している。これだけ濃色ではなかなか手強い。   これも男児宮詣りの着物。
 
硫化染料前 矢印 硫化染料後        
これはシミ抜きの事例ではありません。硫化染料で柄が描かれていて長年保管中に染料が硫酸化し、柄の部分が裂けたり、穴が開いたものです。    
 
             
     
 
             
     

 

 

 

 

 

ページの先頭へHome店舗情報よくある質問リンク集